食育お悩み相談室は、赤ちゃんや子供の食にまつわるママさんのお悩みと、その回答をご紹介していくコーナーです。
毎回、食育指導士の相楽まりこさんが回答してくださいます。
第11回:人工甘味料ってどんなもの?
第10回:子供のダイエット
第9回:アレルギー体質
第8回:母乳育児
第7回:料理のお手伝い
第6回:お菓子やジュースを食べ過ぎる
第5回:同じものばかり食べたがる
第4回:悪阻(つわり)中の食事
第3回:朝ご飯をよく嘔吐する
第2回:とにかく食べ物の好き嫌いが多い
第1回:子供が食事に集中せず遊んでしまう
食育というのは、その名の通りで「食の教育」のことです。
人間のカラダを作るのは、食べものです。
ですから、どんなものを食べるのがカラダにいいのかを、幼少期のころから教えてもらうことがとても大切です。
でも、現実はというと、食に関する教育はないがしろにされがち。
その結果、子供たちの食生活は乱れてしまっています。
「キレやすい子供」や「我慢できない子供」が増えていますが、その原因のひとつとして食生活の乱れが挙げられていますよね。
食育の歴史は、日本ではまだほんの数年です。
国が「食」の教育への取り組みを始めたのは2004年ごろ。
その後、幼稚園や保育園、小学校の教育に、徐々に食育が加わり始めています。
でも、僕たち大人の意識が変わらないことには、子供たちの食生活は変わりません。
食の教育を受けてこなかった僕たち大人が、食育に対して高い意識を持って取り組まなければならないのだと思います。