蒲の穂と因幡の白兎
葛西の行船公園。「蒲の穂」が満開(?)です。
蒲の穂といえば、因幡の白兎ですね。
ワニザメに皮を剥がされた白兎が、神様たちに「海水を浴びて風に当たれば治る」と騙されて苦しんでいました。
そこに通りがかった、オオムナヂという神様に「真水で体を洗い、蒲の穂を取ってきて撒き散らかし、花粉の上を転がるようにして体につければ治る」と教えられ、その通りにすると、すっかり治ってしまいました。
という、超カンタンにいうとこんな話です。
ところで、このオオムナヂさん。
後にとっても有名になります。
ご存知ですか??
なんと、この神様こそ、のちの「国譲り」の主役、オオクニヌシさんなんです。
せっかくつくった国を、アマテラスさんの「欲しい!」の一言で譲る羽目になった、かわいそうな神様です。
国を譲る代わりに、アマテラスに建ててもらったのが、「出雲大社」と言われています。
だから(?)、出雲大社の主祭神はオオクニヌシです。
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