松原荘
公開日:
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最終更新日:2014/04/11
散歩が好き
今日は、取材で埼玉県の越谷に行ってきました。
約束の時間は11時だったんですが、かなり早く着きそうだったのでちょっと寄り道。
大学1-2年のころに住んでいた、松原荘というオンボロアパートを見に行ってきました。
約20年ぶりです。
なんと・・。
まだ、ありました(笑)
取り壊しをただ待っているだけという感じではありましたが、壊されずに残っていたことに感動。
なんせ、20年前からすごかったんです。
僕が住んでいたのは、平成元年(1989年)4月から平成3年の春くらいまででした。
当時の日本はバブルの真っただ中。
なのに、こんな(↓)でした・・・
1.トイレが汲み取り式
※和式の便座の上に洋式のカバー(?)みたいなのが付けてありましたので、一見洋式でした。
2.風呂はシャワー機能なし
※湯船に水をためて沸かさないと入れませんでしたので、夏は基本的に水風呂でした。
3.大家さんの出入りがフリー
※家に帰ると、バルサンが焚かれてたりしました。
4.虫があちらこちらに
※部屋にはゴキブリ。
お風呂にはカタツムリやハサミムシ。
一度、ハサミムシが大発生したことがありました。
5.滝
※これが一番びっくりしました。
朝、目を覚ましたら、「じゃーーーっ」と、天井から滝のように水が!
上の部屋に住んでいた方の洗濯機からの排水が、なぜか漏れてきてたんです。
いま考えると、よく住んでたなーという感じなんですが、なにせ貧乏学生だったもので、トイレ・風呂付きで2部屋あって、一か月の家賃が35,000円というのは魅力的だったんです。
こんな風だから、とっくに取り壊されたと思っていたんです。
いやー、びっくり。
バイトでたこ焼きを焼いていたスーパー「マルエツ」もまだありました。
たこ焼きのお店は、もう無くなってるみたいでしたが・・・。
高校生の時にバイトしてた、エンドーチェーンのたこ焼き屋さんももう無いんだよなー・・・
これまたよく行ってた「ブルマン」という喫茶店もまだありました。
「海の幸ピラフ」や「山の幸ピラフ」が、絶品だったんです。
食べたかったんですが、開店前でシャッターが下りてました。
10時前だったからなー
上の写真を、田舎の両親にメールで送って、「これなーんだ?」と聞いたら、ふたりとも分からない様子。
「埼玉の草加の松原荘」と書いたら、思い出したようで、こんなメールが返ってきました。
「初めてひとりで住んだところだね。まだあったんだ。貴男一人を置いて宮城に帰る時、お母さん寂しくて高速道路に乗っても大泣きしたの思い出した。」
親孝行はせんといかんですね。
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